新たな死者、感染者ゼロ−香港のSARS
死者291人、感染者1755人に
【香港支局12日】香港政府は十二日、新型肺炎(SARS)の死者、感染者が前日比で増えず、ゼロを達成した。死者、感染者ともに前日比でゼロとなったのは四回目。「疑い例」は前日比で一人増で、新たな疑似感染者は四十歳の男性だった。
入院患者数は前日比三人減の計八十七人、回復・退院した人は前日比三人増の計千三百七十七人。集中治療を受けている重症患者は十七人となった。
医院管理局によると、香港の医療スタッフ六人が現在もSARS感染後に治療を受けており、別に六人の医療スタッフが自宅療養中。治療中の六人のうち、一人が集中治療を受けている重症患者となっている。
衛生署は十二日、十一日までにタクシー運転手一人が新たにSARS感染したことを受け、香港内のタクシー運転手に対してマスク装着による感染防止を義務付けるよう呼び掛けた。