死者3人増、感染者増えず−中国本土のSARS
死者343人、感染者5328人に
【香港支局10日】中国衛生省は十日、香港、マカオを除く中国本土の新型肺炎(SARS)最新統計(同日午前十時現在=日本時間同十一時)を発表し、死者が前日比三人増の計三百四十三人、感染者が前日比で増えず計五千三百二十八人に達したことを明らかにした。新たな死者三人のうち北京が二人、山西省が一人。死者最多は北京で計百八十六人(感染者二千五百二十二人)、山西省は死者二十四人(感染者四百四十八人)となった。
入院患者数は計六百八十四人、快復・退院した人は前日比百八人増の計四千二百九十四人。疑似感染者数は前日比で増えず、百十六人が排除となって計四百四十三人となった。
十日、世界保健機関(WHO)のヘイマン感染症対策部長らSARS対策の専門家らがジュネーブから中国へ出発、翌十一、十二日の両日、北京を訪問し、中国衛生省の担当高官らやWHO中国代表部のSARS対策チームと協議する。WHO側は中国当局のSARS統計について疑念を抱いており、WHO専門家は中国衛生省によるSARS統計の信ぴょう性を調査するために訪中している。