SARS禍でメディアの信頼度高まる―香港
過去4年間で最高値/香港大学世論調査
【香港6日深川耕治】香港大学が五月に実施した電話世論調査によると、74%の香港人が香港メディアの自由度に「満足している」と答え、メディアの信頼度も過去四年間の調査史上最高の6・1ポイント(一九九九年三月の結果と同率)となり、新型肺炎(SARS)での報道姿勢などで信頼度が回復していることが明らかになった。
メディアの自由度については今年二月調査時に比べ、「満足している」が9ポイント上昇、「不満」と答えた人は4ポイント下がり、香港メディアの報道に関する満足度が着実に上がっている。メディアの信頼度についても二月時に比べて0・42ポイント上昇し、一九九九年三月の調査開始以来、最高ポイントを記録した。
同世論調査の責任者である鍾庭耀・香港大学世論研究計画主任は「香港人のメディアに対する自由度、信頼度が上昇した理由は梁錦松(アントニー・リョン)財政官の不公正な自動車税増税前の高級車購入スキャンダルを報じたことやSARS報道が公正だったことと関係が深い」と分析している。