死者1人増、感染者4人増−香港のSARS
死者274人、感染者1736人に
【香港支局30日】香港政府は三十日、新型肺炎(SARS)の死者が前日比一人増の計二百七十四人、感染者が四人増の計一千七百三十六人に達したと発表した。新たな死者一人は七十八歳の女性で慢性疾患を持つ長期入院患者だった。新たな感染者四人は年齢が八十一歳から九十一歳で、そのうち一人は入院中に別の患者から感染した院内感染者。
入院患者数は前日比一人増の計百五十八人、回復・退院した人は二人増の計一千三百四人となった。集中治療を受けている人は三十一人。
陳馮富珍衛生署長は同日、楽観論を慎みながらも「香港の市民生活は正常に快復しつつあり、SARS感染状況は新たな段階に入った。今後、数週間で海外からの観光客数は増加するので、入境時の検疫体制をさらに強化する必要がある」と述べた。