死者1人増、感染者1人増−香港のSARS
死者267人、感染者1726人に
【香港支局26日】香港政府は二十六日、新型肺炎(SARS)の死者が前日比一人増の計二百六十七人、感染者が一人増の計千七百二十六人に達したと発表した。新たな死者一人は四十五歳の男性で、五月一日に入院後、病状が悪化して集中治療を受けていた。新たな感染者一人は明愛医院の看護士で共同宿舎で感染した可能性が高いとしている。すでに同宿舎の住人十九人が隔離されているが、SARS感染の症状などは出ていない。
入院患者数は前日比一人減の計百八十三人、快復・退院した人は一人増の計一千二百七十六人、集中治療を受けている人は三十七人となった。疑似感染者数は十一人。
陳馮富珍衛生署長は二十六日、中国・深センと陸続きで接する羅湖税関での出入境数について「二十三日に世界保健機関(WHO)が香港への渡航延期勧告を解除して以降、10%以上の伸び率が続いている。現段階でSARSの境外への感染例や海外から新たに入った感染例はない」と述べた。