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死者4人増、感染者1人増―香港のSARS

死者266人、感染者1725人に

 【香港支局25日】香港政府は二十五日、新型肺炎(SARS)の死者が前日比四人増の計二百六十六人、感染者が一人増の計一千七百二十五人に達したと発表した。新たな死者四人(男1人、女3人)は年齢が六十八歳から七十四歳で、そのうち七十一歳の女性のみ慢性疾患を持つ長期入院患者だった。

 新たな感染者一人は明愛医院に入院する患者。疑似感染者は前日比二人増の計十一人で新たな疑似感染者二人はいずれも医療スタッフだった。入院患者数は前日比十二人減の計百八十四人、快復・退院した人は九人増の計一千二百七十五人となり、集中治療を受けている人は三十八人(うち二人が医療スタッフ)となった。

 香港は世界保健機関(WHO)から二十三日、渡航延期勧告を解除され、二十四日、三月のSARS感染者発生以来、初めて感染者が前日比ゼロとなったことで政府関係者や市民らは諸手をあげてSARS感染ストップに驚喜したが、その矢先、再び感染者を出したことで落胆した重い空気が漂っている。陳馮富珍衛生署長は二十五日、「カナダ・トロントのSARS感染再発のケースを見ればSARS感染拡大は再発、反復する可能性を秘めており、香港市民は警戒心を緩めないでほしい」と一喜一憂を諫める注意喚起を強調している。

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