死者12人増、感染者22人増―台湾のSARS
死者72人、感染者570人に
【香港25日深川耕治】台湾衛生署(衛生省)は二十五日、台湾の新型肺炎(SARS)について死者が前日比十二人増の計七十二人、感染者が二十二人増の計五百七十人に達したと発表した。
陳建仁衛生署長(衛生相)は二十四日、台湾のSARS感染状況について「院内感染も収りつつあり、減少傾向。六月中旬には拡散が緩慢になるだろう」と楽観論を示したが、行政院(内閣)SARS対策委員会の李明亮召集人は二十五日午前、「さらに対策を強化する必要がある」と述べ、感染拡大が依然厳しい状況にあるとの受け止め方だ。
馬英九台北市長も「(SARS感染拡大が減少傾向になっていると)安易に安心してはいけない。依然、ピーク期は過ぎていない」と警戒を強めるよう強調している。