感染者増えず死者2人増−香港のSARS
死者262人、感染者1724人に
【香港支局24日】香港政府は二十四日、新型肺炎(SARS)の死者が前日比二人増の計二百六十二人、感染者は前日と変わらず計一千七百二十四人となった。香港は三月の感染者発生以来、初めて感染者が前日比ゼロを達成した。
新たな死者二人はいずれも男性で年齢は三十五歳と八十八歳。三十五歳男性は淘大花園(アモイガーデン)住民で、八十八歳男性は慢性疾患を持つ長期入院患者だった。入院患者数は十三人減の計百九十六人、快復・退院した人は十一人増の計一千二百六十六人、集中治療患者は四十人となった。
また、世界保健機関(WHO)が二十三日、香港に対して渡航延期勧告を解除したことで香港の旅行業議会は六月期の旅行業界の総収益が二、三割増えることを期待、七、八月期にはさらに収益が好転するよう希望的な見通しを明らかにした。