死者12人増、感染者39人増―台湾のSARS
死者52人、感染者383人に
【香港支局20日】台湾行政院(内閣)の衛生署(衛生省)は二十日午後、新型肺炎(SARS)最新統計を発表し、死者が前日比十二人増の計五十二人、感染者が三十九人増の計三百八十三人に達したことを明らかにした。一日の増加数としては死者数、感染者数共に最多。新たな死者の中には台湾北部の少女(12)が含まれ、最年少の死者となった。
台湾ではSARS感染のピーク期に入り、台北市内の和平医院や高雄の長庚医院で院内感染が深刻化したことで両医院では女性看護師ら医療スタッフの辞職が相次ぎ、十九日時点で長庚医院の辞職者が百二十四人、和平医院で二十一人。行政院は医療スタッフのSARSに対する士気を維持するため報奨金アップなどで引き留めに腐心している。