2大学の一部を封鎖―北京
全市の学生、市外への移動禁止
【北京25日時事】二十五日付の中国各紙によると、北京市政府は二十四日、新型肺炎の感染防止のため、市内にある中央財経大学と北方交通大の一部を「隔離区域」に指定して、封鎖した。同市の新型肺炎対策で、学校の封鎖が公表されたのは初めて。
大学の校内で感染が広まっているケースが多いため、北京市政府は各大学に対し、メーデーの連休(五月一―五日)期間中に学生・教官が同市を離れることを原則として禁止するよう指示した。
特に、(1)健康状態が悪い(2)実家が農村地区にある(3)西部出身(4)大学が「疾病地区」指定地域にある――のどれかに該当する学生は、校外に出ることも禁じられる。
北方交通大は北京の学校で新型肺炎感染者が最も多いといわれる。香港メディアなどは、中央財経大のある教授が新型肺炎で死亡したと伝えている。
また、多くの新型肺炎患者を治療してきた地壇病院も二十四日、北京大医学院人民病院とともに、封鎖されたという。中国政府は十七日、北京市の新型肺炎対策を外国メディアに紹介した際、地壇病院を模範的な病院の一つとして、一部の記者を案内していた。
北京ではこのほか、自主的に営業を一時停止するレストランや商業ビルも出ている。