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インドで初のSARS患者発見

第三者に感染の恐れも

 【ニューデリー支局17日】インドのスシャマ・スワラージ保健相は十七日、ニューデリーで記者会見を開き、同国初の新型肺炎(重症急性呼吸器症候群=SARS)感染者を発見したことを明らかにした。同保健相の発表によると、感染者は同国西部にゴア州に住む三十二歳のインド人男性で、国立ウィルス研究所による血液検査の結果、男性がSARSウィルスに感染していることが判明したという。

 この男性は三月下旬、同疾病が流行中の香港とシンガポールを旅行し、今月一日にインドに帰国した。ボンベイで二、三泊してから、ゴア州の自宅に戻った。男性は帰国直後から軽い風邪の症状が続き、地元の医師から治療を受けたが改善せず、十日からゴア大学病院に入院。症状が見られなくなったので十二日に同病院を退院している。

 しかし、十六日夜になって、プーナにある国立ウィルス研究所が、この男性のSARSウィルス感染を突き止め、同州の衛生当局はこの男性とその妻を緊急隔離。男性と接触を持った人物らに対しても、自宅待機を要求している。一方、男性が帰国してから、ウィルス感染発見まで二週間以上経っているため、同疾病感染が今後、拡大する恐れもあると見られる。

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