SARS感染者は推定100人以上−北京
WHOは中国の数値隠ぺいを批判
【香港16日深川耕治】世界保健機関(WHO)は十六日、北京の新型肺炎(SARS)感染者が推定百−二百人に達していると発表、感染者四十人とする北京市政府の数値が過小発表で情報隠ぺいがあるとして中国の数値公表内容を情報公開不足として強く批判した。
中国政府はこれまで、WHOの専門家チームが北京市内の軍関係の病院を訪問してSARSに関する情報交換を行なうことをかたくなに拒み、ようやくドイツ人専門家らの訪問を許可。ドイツ人専門家は北京のSARS感染情報は市内全部の病院での数値ではなく、部分的な情報であることを批判、情報の完全開示を求めている。