動物から人間に伝染−コロナウイルス
SARS研究の香港大学が発表
【香港16日深川耕治】香港大学微生物学系の袁国勇主任は十六日、新型肺炎(SARS)の病原体と見られるコロナウイルスが動物から人間に伝染した新型ウイルスであることを明らかにした。どんな動物から伝染したものかは研究段階で結果が出るにはなお時間がかかりそうだ。
香港大学医学部のチームではSARSの病原体が新種のコロナウイルスであることを発表済みだが、同ウイルスが動物から人間に伝染した際にできる新種のコロナウイルスであることを明確化したのは初めて。華南地域ではタヌキやヤマネコなどを食材として使う習慣が残っている部分もあり、SARSのコロナウイルスがこれらの動物から人間に感染した新種の可能性についても調査を続けている。