東南アジア3カ国への旅行中止−中国
団体客向け、SARS感染防止
シンガポール、マレーシア、タイ
【香港支局11日】中国国家観光局はこのほど、新型肺炎(SARS)の影響でマレーシア、シンガポール、タイの東南アジア三カ国への団体ツアーを一時中止する要求通達を国内旅行会社各社に行なった。国家観光局によると、世界保健機関(WHO)がSARS感染を認めたマレーシア、シンガポール、タイの三カ国で中国人に対する旅行ビザ発給を一時中止したり、制限する措置などが相次ぎ、三カ国への団体ツアーを一時中止するよう旅行代理店各社に通達した。
同三カ国は中国人の団体旅行ツアー先として人気が高く、重要な客源となっているため、旅行業界への経済的ダメージは大きい。一部ではSARSが中華経済圏へのダメージを直撃し、「イラク戦争とは別の経済戦争」との見方も出始めている。