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航空旅客全員に体温測定−香港国際空港

香港政府が義務付け

SARSの疑いあれば搭乗禁止

 【香港11日深川耕治】香港政府は十一日、出境時の検疫強化の一環として、各航空会社に対し、乗客全員の体温測定を義務付け、結果次第で新型肺炎(SARS)に感染している疑いがあれば、搭乗を一律禁止する措置を公布した。香港政府は同時に、十三日以降、SARS感染者と緊密に接触した人々で自宅隔離期間の場合、香港からの出境を禁止した。

 董建華行政長官は十一日、同措置について「海外諸国に表明したものであり、香港がSARS感染防止のために検疫制度が良好であることを示した」と海外へのSARS感染流出防止が万全であることを強調。

 董長官はまた、「香港政府と広東省政府はSARS防止に向けて情報交換や相互検疫を行って共通認識を持っており、双方で専門家チームを結成しようとしている」との見解を示しているが、香港でも広東省でも感染者数は増加の一途を続けており、行政トップの危機管理判断の薄弱さで対策が後手に回った印象は否めない。

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