62人がSARS感染の疑い 台湾
200人以上が隔離
中国からの感染阻止対策へ
【香港支局31日】台湾衛生署によると、三十日現在、台湾内で原因不明の伝染性肺炎(重症急性呼吸器症候群=SARS)の感染者数は少なくとも五十人以上となり、感染の疑似症状例は六十二人が報告された。今後二週間が感染拡大のピークとなるとの見通しだ。
衛生署によると、台湾で最も早くSARSを発病した台湾人ビジネスマン夫婦から検出された病原菌を調べたところ、通常、家きん類から検出されるウイルスの突然変異種が含まれていたという。
また、SARSに感染した疑いがある台湾人四人が、二十一日、香港発台北経由福岡行きのキャセイパシフィック航空機(CX510便)に香港から搭乗し、台北で降りたことが判明し、同機に同乗していた台湾人とその家族など約二百人については隔離して検査している。