イラク大使館員2人を72時間以内に退去へ−比政府
【マニラ25日梅垣知博】フィリピン政府は二十四日、スパイ活動にかかわっていたとされる在比イラク大使館の一等書記官と大使館職員を、七十二時間以内に国外退去させるよう同大使館に命じた。
オプレ外務長官によると、二人は昨年十一月にマカティ市にある米軍墓地で写真撮影していたほか、イラク戦争に反対するデモに参加していたという情報があり、「二人が外交官の身分に反する行為に関与していた」と述べ、比独自の判断で決定したことを強調した。
イラク大使館では、二月にアブサヤフとのつながりがあるとされた二等書記官が国外退去処分になり、今年に入り計三人。残るイラク大使館員は四人で、アロヨ大統領は「一人一人について調べており、スパイ活動の証拠が見つかれば国外退去を命じる」と同様の処置を取る可能性があることを示唆した。