イラクはミサイル廃棄を―イスラム諸国首脳
「石油を武器に」も議論
【クアラルンプール26日時事】イスラム諸国会議機構(OIC)は二十六日、クアラルンプールで非公式首脳会合を開き、米国が準備を進めるイラク攻撃への対応に関して議論した。その結果、ミサイル廃棄を含め、国連査察団のすべての要求にイラクが応じるべきだとの認識で一致した。また、ホスト国マレーシアのマハティール首相は、イラク攻撃を回避するため石油を「武器」として利用することが議論されたことを明らかにした。
同首相は会合後の記者会見で、「イラクは国連が求めているミサイルの廃棄を行い、誠実な姿勢を示すべきであるというのがわれわれの認識だ」と述べた。同首相によると、イラク代表は会合で「他国の脅威になるものは、何も保有していない」と主張したが、国連のすべての要求に応じるべきだとの意見が大勢を占めた。
石油を「武器」として利用する問題について同首相は、「武器として使えば、石油を持たない南の貧しい国々が最も被害を受ける。武器としての使用を考えてみる必要があるというのが、われわれのコンセンサスだ」とも語った。
今回の非公式首脳会合は非同盟諸国会議に合わせて開かれ、五十一カ国の代表が参加。元首クラスの出席は二十カ国だった。