非同盟諸国会議、20日開幕
イラク問題が中心議題に
【クアラルンプール19日時事】世界百十四カ国・機構が加盟する非同盟諸国会議の首脳会議が二十四、二十五の両日、マレーシアのクアラルンプールで開かれる。首脳会議に先立って二十日に行われる高級事務レベル協議で会議は事実上開幕。会議ではイラク問題が中心議題となる見通し。最終日には反戦を訴える宣言が採択される可能性が高い。
米国がイラク攻撃の準備を進める中、世界的に反戦行動が広がっている。会議を控え、ホスト国マレーシアのマハティール首相は「われわれの軍事力、経済力は小さいが、世界の声と合流できる。宣言の主題は反戦だ」と指摘。最終日に発表するクアラルンプール宣言で反戦が打ち出されるとの見通しを示したほか、「イラク攻撃はイスラム教徒の怒りを増し、さらなるテロリストを生み出す」と強調した。
一方、今回の会議には北朝鮮の白南淳外相も出席。北朝鮮の核問題や朝鮮半島情勢が議題に上る見通しだ。当地の北朝鮮大使館は、同国ナンバー2の金永南・最高人民会議常任委員長も参加するとしており、北朝鮮の動向は注目を集めそうだ。