インド南部でバス襲撃事件、30人が死亡
極左ゲリラの犯行か
【ニューデリー支局19日】インド南部のアンドラプラデシュ州ワランガル地方で十八日夜、極左ゲリラとみられる武装集団が民間バスを地雷で爆破し、銃撃を加える事件が発生した。PTI通信によると、この襲撃で乗員四十人のうち三十人が死亡。また、残る十人も重傷を負っているという。
事件が起きたのは、同地方エトゥルナガラム森林地区。この森林には極左勢力ナクサル人民戦争集団(PWG)の拠点が点在していることから、警察では民間バスを警察関係車両と見間違えた同グループによる凶行と断定している。
PWGは毛沢東思想を信奉する組織で、一九八一年から同国の南部五州で各州政府・治安当局と武力闘争を展開。この闘争ですでに六千人以上が死亡しているとされる。