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豪警察、テロ容疑者を逮捕

イスラエル大使館施設爆破を計画

 【バンコク19日内藤毅】オーストラリアからの報道によると、同国の連邦警察は十八日夜、在豪イスラエル大使館施設の爆破を計画したとして、英国生まれのオーストラリア人男性を逮捕した。この男性は地元マスメディアに、東南アジアの広域テロ組織ジェマ・イスラミア(JI)やテロリスト、ウサマ・ビンラディン氏の組織アルカイダとの関係を告白、アフガニスタンで爆弾製造訓練を受けたことを明らかにしていた。

 現地紙オーストラリアン十九日付によると、逮捕されたのはジャック・ロッシュ容疑者(49)。連邦警察は十八日、長時間にわたる取り調べの後、「国際的に保護された人物の生命を冒し、その財産を破壊する陰謀」を計画したとしてロッシュ氏を逮捕した。同容疑者の弁護士は、「今回の逮捕は、キャンベラの在豪イスラエル大使館とシドニーの同領事館への爆弾テロ計画によるもの」と語っている。

 ロッシュ容疑者は九〇年代後半、JIの創設者・精神的指導者とみられているインドネシアのイスラム法学者アブ・バカル・バシル師(テロ関連容疑で身柄拘束中)がオーストラリアで行ったイスラム教セミナーにたびたび参加。また、同容疑者は過去、アフガニスタンにも渡航していたため、先月末に治安当局が行ったテロ支援の疑いがかかる人物への家宅捜索が行われた際、パースにあるロッシュ容疑者の自宅も捜索が行われた。

 ロッシュ容疑者は今回逮捕されるまで、オーストラリアン紙をはじめ、豪ABC放送など同国の主要メディアのインタビューに相次いで応えている。このなかで、同容疑者は、イスラエル大使館爆破計画を公にすると共に、アフガニスタンでビンラディン氏と面会し、爆弾製造などの軍事訓練を受けたこと、JIの指導者ハンバリ容疑者から現地でのテロ要員募集を頼まれたことなどを暴露している。

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