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バリ島テロ容疑者、バシル師との関連認める

同師主催のセミナーに参加

 【バンコク11日内藤毅】インドネシアからの報道によると、バリ島爆弾テロ捜査本部のマデ・マング・パスティカ本部長は十一日、バリ島で記者会見を開き、同テロ実行犯として身柄を拘束中のアムロジ容疑者が、別件のテロ容疑で逮捕されているアブ・バカル・バシル容疑者とのつながりを告白したことを明らかにした。アムロジ容疑者は先週六日に逮捕されてから、テロ容疑を認めているほか、捜査官に、犯行の動機やテロ行為に関与した人物十人の名前を自白している。

 パスティカ本部長によると、アムロジ容疑者は一九九〇年代後半、マレーシアで働いていた際、国外追放中だったバシル容疑者の主催したイスラム・セミナーに参加。同本部長は記者団に、「アブ・バカル・バシル師は多くの弟子を持っていた著名な説教師。アムロジ容疑者はそのうちの一人」と語っている。また、アムロジ容疑者はインドネシア・東ジャワ州の故郷に帰ってからもバシル容疑者と連絡を取っており、中ジャワ州にあるバシル容疑者のイスラム学校をたびたび訪れていたほか、地元のイスラム学校に同容疑者を招いたりしていたという。

 パスティカ本部長は記者会見で、バシル容疑者が今回のテロ事件を起こしたと見られる広域テロ組織ジェマ・イスラミア(JI)の創設者の一人とし、同容疑者がインドネシアで設立したイスラム団体「インドネシア・ムジャヒディン会議」とJIが思想的に同じだと言い切っている。

 しかし、国家警察のダイ・バフティアル長官はこの日、アムロジ容疑者の自白について、「他の証言とすり合わせる必要がある」とし、バリ島爆弾テロ事件とバシル容疑者を関連付けることに慎重な姿勢を示した。

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