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MILF施設でJIが訓練−シンガポール高官指摘

【マニラ支局9日】マカティ市で開催された「国際テロ防止・観光復興会議」で九日、スピーカーとして出席したシンガポールの政府高官は東南アジア広域テロ組織ジェマ・イスラミヤ(JI)メンバーがフィリピン国内で訓練を受けた、と発言した。しかし、フィリピン側は、JIとイスラム急進派、モロイスラム解放戦線(MILF)に密接なつながりはないと反論した。ロイター通信が九日、報じた。

 報道では、シンガポール自治省のロペス副局長は、シンガポールで拘束した三十一人のJIメンバーのうち三人が、フィリピン南部ミンダナオ島でMILFと一緒に訓練を受けていたとテロ防止会議で語った。さらに、別の十一人のメンバーはアフガニスタンでテロ組織アルカイダから軍事教練を受けていた」と述べ、「JIとMILFの関係は密接なものがある」と指摘した。

 ロペス氏は「特に一九九〇年代後半は、アフガニスタンへの移動がより困難となったので、JIにとってMILFの訓練施設は貴重なものだった。ミンダナオとの距離も近くアクセスが容易だったため、JI以外の者もMILFを訪れた」と語った。

 これに対して、ゴレス大統領顧問(安全保障担当)は「MILFとJIのつながりを示す証拠は見つかっていない」と反論した。

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