バリ島テロ容疑者が自供―インドネシア
全容解明へ前進か
【ジャカルタ7日時事】インドネシアのダイ・バクティアル国家警察長官は七日、記者団に対し、バリ島の爆弾テロ事件に関与したとして取り調べていたアムロジ容疑者(30)について、「実行犯の一人だ。本人は自供している」と言明した。
アムロジ容疑者はマレーシアやシンガポールへの渡航歴があり、東南アジアのイスラム過激組織ジェマ・イスラミアが関与したとみられる同事件の全容解明に「非常に役立つ供述」(警察当局者)をしているという。
アムロジ容疑者は犯行に使用された車の所有者とされる。長官は「(同容疑者は)犯行現場で周囲の警戒に当たっていた」と指摘し、警察が現在、共犯者を追跡していることを明らかにした。
アムロジ容疑者は五日夜、東ジャワ州ラモンガンで逮捕された。警察によれば、現場に残された小型ワゴン車の車体番号から、同容疑者が所有者であることを割り出した。この車には爆弾が積まれていた。
十月十二日に起きた同事件では、邦人二人を含め少なくとも百八十人が死亡、三百人以上が負傷した。