アブ・サヤフ5人を逮捕 比南部の連続爆破事件で
【マニラ支局23日】フィリピン・ミンダナオ島サンボアンガ市で今月初めから中旬にかけて起きた一連の爆破事件を捜査していた警察当局が容疑者五人を逮捕、アロヨ大統領は二十三日、会見を開き「次の爆破の準備をしている場面を押さえた」と語った。
容疑者はいずれも、イスラム根本主義過激派、アブ・サヤフのメンバーとみられる。
サンボアンガ市では今月二日、国軍キャンプ近くのレストラン前で手製爆弾が爆発し、米兵二人を含む二十六人が死傷。十七日には、デパートと警察署近くの商店で相次いで爆弾が爆発。買い物客ら七人が死亡、百四十人以上が負傷した。二十日夜にもカトリック教会前に置かれていた自転車に仕掛けられていた爆弾が爆発、海兵隊員一人を含む二十人が死傷した。
地元警察は目撃情報から、容疑者のアジト二カ所を急襲、五人の身柄を拘束するとともに、二丁のピストル、爆弾に使用するための化学薬品、サンボアンガ市の地図、自動車爆破装置の設計図などを押収した。