爆薬資金、ビンラディン口座から―バリ島爆弾テロ
【ロンドン19日時事】二十日付の英紙サンデー・タイムズは、米中央情報局(CIA)の機密文書から得た情報として、テロ組織アルカイダの指導者ウサマ・ビンラディン氏の口座から引き出された七万四千ドル(約九百三十万円)が、バリ島の爆弾テロで使われたとみられる爆薬の購入に充てられたと報じた。
この情報は、六月にインドネシアで逮捕され、CIAに引き渡されたアルカイダのメンバー、オマル・ファルク容疑者の供述に基づいている。
それによると、ビンラディン氏の偽名であるアブ・アブドラ・エミラティ名義の口座から得た資金で、インドネシアのイスラム組織が同国軍から爆薬三トンを入手した。
ファルク容疑者の供述によれば、インドネシアでは今回のテロのほか、(1)米国人とイスラエル人の無差別殺りく(2)今年五月の米・インドネシア合同軍事演習時の米艦爆破(3)メガワティ大統領暗殺―などが計画されていたという。