鈴木さんの死亡確認―バリ島爆弾テロ
初の邦人犠牲者、妻は不明
【クタ(インドネシア・バリ島)18日時事】インドネシアの在スラバヤ総領事館デンパサル駐在官事務所は十八日、バリ島で十二日起きた爆弾テロ事件で行方不明になっていた横浜市青葉区の会社員、鈴木康介さん(34)の死亡を確認したと発表した。妻の由香さん(33)は不明のままという。同事件で日本人の死亡が確認されたのは初めて。
城田実総領事によれば、日本やオーストラリアなど八つの国・地域で構成する合同法医学チームが、デンパサル市内のサンラ病院に安置されている遺体の中から、鈴木康介さんの歯型と一致する遺体を確認。バリ島入りしている家族に伝えられた。
妻の由香さんについては、身元判明につながる遺体は見つかっておらず、同事務所では、遺体のDNA鑑定なども含め幅広く捜索を続ける方針。
二人は新婚旅行で十一日にバリ入りし、レギアン地区のホテル・パドマに宿泊。十四日夜の飛行機で帰国する予定だったが、集合場所のホテルのロビーに姿を見せなかった。テロ事件当時の二人の居場所などは特定されていないが、大爆発の起きたクタのディスコ周辺にいた可能性が強い。
テロ事件犠牲者は死者百八十人以上、負傷者は三百人以上に達し、これまでに身元の判明した遺体は四十体前後。日本人の負傷者も九人に上っている。