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東南アジアのテロ拡大―比サンボアンガ

死者6人、負傷140人、連続爆破

 【マニラ17日時事】フィリピン南部ミンダナオ島サンボアンガで十七日発生したデパートなどの連続爆弾事件で、国軍当局はイスラム過激派を含む反政府勢力のテロとみて捜査している。東南アジアでは、十二日にインドネシア・バリ島で起きたディスコ爆破に続くテロ事件で、アジアのイスラム社会を温床とするテロ・ネットワークの活動強化の動きとみられている。

 サンボアンガ市当局によると、二つの爆弾事件で少なくとも六人が死亡、重傷の子供四人を含む百四十四人が負傷した。これまでに犯行声明は出ていないが、数人の身柄が拘束されたとの情報もある。

 一回目の爆発は十七日昼前、デパートの一階で発生、二回目はその十五分後に警察署近くの商店で起きた。国軍当局によると、デパートで爆発したのは強力な威力を持つ爆弾だった。負傷者は二カ所の病院に搬送された。

 ミンダナオ島では二日に米兵を狙った爆弾テロがあり、十日にはバス発着所で爆発物が爆発、八人が死亡、十九人が負傷したが、これは、アブサヤフの犯行と目されている。

 米政府当局者は九月十一日の同時テロ一周年前後から、インドネシアやマレーシア、フィリピン南部などに潜伏し、アルカイダとも連携を取るイスラム過激組織、ジェマ・イスラミアの活動が活発化しつつあると警告していた。

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