バリ島テロで非難声明―国連安保理
【ニューヨーク14日池本拓】国連安全保障理事会は十四日、百八十人以上の死者を出したインドネシア・バリ島での爆弾テロを受けて緊急の協議を開催し、事件を厳しく非難する決議を全会一致で採択した。
決議は犠牲者の遺族らに弔意を表すとともに、各国に対し、事件の捜査を行うインドネシア当局への協力を促している。
また決議は「最近の各国におけるテロ行為」にも言及しており、これはイエメン沖でのフランスのタンカーに対する爆弾テロやクウェートでの米兵銃撃事件を指しているとみられる。
安保理ではテロ事件を非難する場合、議長が「声明」を読み上げることが多い。しかし今回、より重みのある「決議」が採択された背景には、インドネシア政府にテロリストの取り締まり強化を迫る狙いもあるようだ。