平成21年6月27日
北の核実験「最も強く非難」 G8外相会合
イラン情勢にも懸念表明
【トリエステ(イタリア)26日時事】主要8カ国(G8)外相会合は26日、北朝鮮の核実験を「最も強い表現で非難」するとともに、イラン大統領選後の抗議行動に対する当局の鎮圧に「極めて重大な懸念」を表明する議長声明を発表した。声明は、7月のイタリア・ラクイラサミット(主要国首脳会議)の議論に反映される見通し。
中曽根弘文外相はこの後の共同記者会見で、北朝鮮の核実験とミサイル発射について「国際社会の平和と安定への挑戦であり、断じて許すことはできない」と強調。6カ国協議の再開など「対話の窓」を開ける一方で、北朝鮮に圧力を掛け続けるべきだと訴えた。
イラン当局の鎮圧で多数の死傷者が出ている問題では、議長国イタリアのフラティニ外相が「われわれは直ちに暴力をやめさせなければならない」と述べ、犠牲者に哀悼の意を表した。
午後からは、イスラム過激派によるテロが続発しているアフガニスタンとパキスタンの支援に向け、G8外相と関係国との会合が行われた。