明日へのノート

考えさせられた「これからの人生」

私事で恐縮だが、昨年秋ごろから体調を崩していたため、およそ半年ぶりの本欄担当となる。この数カ月、日常生活には不便を強いられ、疲労がたまるため仕事量も抑えざるを得なかった。これまで大きな病気もなく「自分は健康だ」と勝手に思い込んできたせいか、かなり気持ちが落ち込んだ時期もあった。

何だかやる気が出ない人に

5月の連休明けの「五月病」が有名だが、正月、冬休みなど長期の休暇明けに「何だかやる気が出ない」「力が湧いてこない」と悩み、モヤモヤする人は多くいると思う。

日本人の箸文化に思う

箸にもいろいろある。高級料亭で供されるもの、お祝いで贈り物にする一膳数千円から数万円の箸。コンビニや一膳飯屋で供される割り箸まで、ピンからキリまである。特に、正月は親戚一同が集まったり、新年会でちょっと良い店に通うとなると、着るものから振る舞いまで気になってしまう。

文系と理系に区分すること

年明け、文科省は理系人材育成に向けて数千億円規模の基金を創設し、理工農系の学部を増やすために3000億円を活用する方針を決めた。今後、79万人規模のIT人材の不足に備えて、文系の多い私立大学に理系学部の新設や転換を促す戦略である。

新しい時代に飛躍する年に

初日のひかりさしいでて 四方に輝く今朝のそら~

超高齢化を映す温泉入初

長く単身赴任を続けている筆者はお正月、久しぶりに妻の住む山口県でのんびりと過ごした。神戸の有馬温泉では、2日に入初(いりぞめ)式を行うのが伝統だそうだが、筆者も温泉入初を行った。

今年の一文字漢字を選ぶなら

年の瀬、京都・清水寺で発表される今年の一文字漢字は「戦」に決まった。

親の願いと“お受験”

幼少期から大学受験まで、“ノホホ~ン”と育ち、勉強より遊んだものだ。高校受験も寸前までテニス部の活動に参加し、大丈夫かと冷や冷やする親から「勉強しろ!」と厳しく叱られたものだった。

歓喜の後に向かうところは

サッカーのワールドカップ(W杯)カタール大会で、日本代表が1次リーグ(グループリーグ)で優勝経験のあるドイツとスペインを相次いで撃破、E組1位で決勝トーナメントに進出し、日本は大いに沸いた。

忘れ物で知る日本人の親切心

見知らぬ電話番号から着信があった。けげんに思いながら出たら、市の保健センターからだった。新型コロナ・ワクチン接種を予約していたのだが、時間を過ぎても来ないので、担当者が電話してくれたのだ。筆者の失念だった。

良き看護師への道のり

夏場に重い不整脈で入院、秋口に網膜剥離でまた入院した。両病院とも近所の個人病院では手に負えなくなった患者を診てもらう基幹病院である。

焚き火ができる公園

子供の公園は「事故防止」「近隣への迷惑」といった理由で、花火や木登り、ボール遊びも禁止という所が増えている。

屋台のお好み焼きの思い出

東京ではまだ、昼間20度を超える暖かい日が続いている。しかし、朝夕になると10度前後まで冷え込むことが多い。

「トイレは世界を救う」

地球温暖化問題を話し合うCOP27が終わる翌日の11月19日は「世界トイレの日」。語呂合わせか何かで、トイレ業界が販売拡大で設定したのだろうと思い調べると、国連が2013年に定めたものだった。なぜ、この日なのかと言えば、01年11月19日が世界のトイレ問題に取り組む世界トイレ機関(WTO)が創設された日だったからだ。

ペーボ博士のノーベル賞受賞

今年は日本人のノーベル賞受賞者が一人もいなかったこともあり、メディア報道は実に静かだった。

親子が共に育つ子育て拠点を

厚労省の保育集計によると、5年前まで2万人台で推移していた待機児童は今年2944人まで減った(4月1日時点)。市町村の8割超で待機児童ゼロである。

食事に表れる家族のかたち

人の在り方に対しては十人十色という言葉があるが、家族の在り方も十の家族があれば、それぞれ皆違う“色”がある。

静かに別れ告げ生を考える

コロナ禍が始まった2020年の夏、その年の初めから入院していた父が泉下の客となった。今夏は安倍晋三元首相が凶弾に倒れ、先月27日には国葬が厳かに執り行われた。

現地英語は慣れと度胸

亡き人間国宝の落語家・柳家小三治氏が、三十数年前、英語の武者修行で米国に勉強に行った時の苦労話をしていた。インターネットで落語を検索、のぞいていて見つけた。

出世払い方式の奨学金

日本では学部生の2人に1人が何らかの奨学金制度を活用している。多くは返還義務がある貸与型で、言わば低利子の教育ローンである。そのため卒業後、低所得を理由とする返還滞納や奨学金破産が問題となっている。4カ月滞納すると、民間の債権回収会社から督促文書が送られ、ブラックリストに登録される。

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