地球だより

鉄板焼きフランスパンで始まる朝 ブラジルから

筆者の朝食に欠かせないものがある。ブラジルの朝食の定番と言ってもいい「パン・フランセーズ(ブラジル風ミニフランスパン)」と少し苦味を残したブラジルコーヒーだ。

アバヤ着用禁止で論争 フランスから

フランスでは9月の新年度から全身を覆う女性の衣装アバヤ、男性が着用するカーミの着用を学校で禁じる規制が施行された。アバヤもカーミもイスラム伝統衣装でフランスが守る公共の場での信仰の強調を禁じる政教分離(ライシテ)により排除された。

東南アジアの定番 タイから

東南アジアを巡ると、必ず食べることになるのが空心菜の炒め物だ。日本の中華レストランでは、1皿1000円だが、タイでは100~200円程度で堪能できる。タイ語では空心菜をパックブンという。安いが結構、これがいける。

新体操で悲願の金メダル イスラエルから

イスラエルの新体操チームが、スペインのバレンシアで23~27日にかけて開催された世界新体操選手権の団体総合で初の金メダルを獲得し、スポーツ史に名を残した。団体種目別でも優勝し、二つ目の金メダルも獲得した。

はやりの「2気圧美容」体験談 韓国から

普段、美容にほとんど関心のない筆者を気遣ってか、知り合いの韓国人女性からクリニックの無料治療に誘われた。韓国は美容への飽くなき追求をするお国柄。知人が「もはや美容は女性の専権事項ではなく、男性たちの多くもおカネをかけて努力しているのだから」と勧めるので、「整形でなければ」という条件で、重い腰を上げて行ってみることにした。

副大統領方針に学校混乱 フィリピンから

8月末に始まる新学期を前に、教育相を兼任するサラ・ドゥテルテ副大統領が出した「教室の掲示物をすべて撤去すべし」という方針が物議を醸している。

首都で増加の一途をたどる犯罪 米国から

米国の首都ワシントンでは凶悪犯罪が増加している。新型コロナウイルスの感染拡大の際に、全米の都市で治安が悪化したが、その後、多くの都市で犯罪は減少傾向にある一方、ワシントンは増加の一途をたどっている。

外国名は選挙や就職で不利? スイスから

スイス公共放送協会が運営するウェブサイト「スイスインフォ」は先日、「選挙に関する研究調査で、外国の名前を持つ候補者は、同じ候補者名簿に掲載されたスイスの一般的な名前の候補者よりも、得票率が5%低いことが明らかになった」という興味深いニュースレターを配信した。

名前の意味もいろいろ モンゴルから

「キラキラネーム」という言葉が市民権を得て久しいが、モンゴル人の名前にも「星」「花」「虹」「永遠」「未来」といったかわいらしいものが多い。もう一つ多いのは、仏教由来のチベット語の名前だ。これは聖書やコーランの登場人物の名前から名付けるクリスチャンやムスリムの人々と同じ感覚だろう。高名な僧侶に名付け親を依頼することも珍しくないようだ。

スイカで命拾い イスラエルから

この夏は、世界各地が記録的な異常気象に見舞われているが、中東も例外ではない。先日、熱波が襲い、イスラエル各地では40度を超え、比較的過ごしやすいエルサレムでも39度を記録した。

信号待ちパラソルの涼 韓国から

韓国の夏がどんどん暑く、長くなっている。今年も「暴炎」(日本の猛暑)続きで、記録的暑さに悩まされた5年前が思い出されるほどだ。スマホには毎日「暴炎警報」がけたたましい音と共に飛び込んで来る。韓国で開催されていたボーイスカウト国際大会では100人以上が熱中症になり、尹錫悦大統領が対策を指示する事態となった。

欧州一の“愛す”クリーム消費量 フィンランドから

日々20度前後の涼しい夏の季節だが、なんと、フィンランド人のアイスクリーム消費量は年間1人当たり14㍑以上でヨーロッパで一番だと聞かされて驚いた。

コロナ後遺症に効いた先住民の知恵 ブラジルから

昨年来、新型コロナウイルスの後遺症のような症状に悩まされている。現地で何度も病院に通いながらさまざまな検査を行い、治療を試してみたが駄目だった。

パリ五輪、セーヌ川会場に? フランスから

豪雨に襲われ水かさが増したパリのセーヌ川で先週末、予定されていた世界水泳オープンウオータースイミングワールドカップ2023が延期された。仏水泳連盟(FFN)は豪雨でセーヌ川が汚染され、競技可能な水質基準を満たせなくなったからと説明した。来年夏の五輪に向けたテスト大会だったが、天候に左右されたことでパリ市民を不安にさせた。「セーヌ川での五輪開催はやめるべきだ」「開会式当日、豪雨だったらどうするんだ」と周囲の友人たちは言った。

赤アリの一 タイから

 バンコクのレストランでは「外れたな」と思うことがほとんどない。朝がゆ専門の華人レストランもなかなかだし、タイ式ラーメンといったバミーナムだけで勝負している店も客足が途絶えない。

世俗的ユダヤ人も断食 イスラエルから

先日、エルサレムの中心街を歩いていて、金曜日でも土曜日でもないのに多くの店が閉まっていることに気が付いた。おかしいなと思っていたらティシャベアブ(ユダヤ暦アブ月の9日)だった。この日は、ユダヤ人たちが神殿の崩壊を嘆く日である。

出生率低下の一方で増える移民 スイスから

スイス連邦統計局によると、2022年のスイスの合計特殊出生率は1・39と、過去最低水準を記録した。出生率の低下理由はさまざまだが、第一に考えられるのは経済的理由だろう。育児負担が増える上、将来への不安がある。新型コロナウイルス・パンデミックがそれを鮮明にした。

国旗を引き裂き国外退去 フィリピンから

国旗を尊重するのは国際社会の常識だが、フィリピンで国旗を引き裂くという暴挙に出た外国人が逮捕され、強制送還の危機に直面している。

オンラインフリマで近隣住民と交流 米国から

個人間で商品を売買できるオンラインフリーマーケットとして人気が高いのがフェイスブックの「マーケットプレイス」だ。筆者も知り合いに勧められ、最近始めたが、思った以上に便利で、すでに何回か利用した。

ブランド品に魅せられて 韓国から

尹錫悦大統領の外遊に同伴した金建希夫人が、現地でブランド品のショッピングに興じていたと報道され、例によって野党がこれに噛(か)みついた。その直後、韓国は大雨に見舞われた。「犠牲者が出ているのに不謹慎」というのだ。ただ、夫の海外出張に同伴した夫人がブランド品を買い求めるのは珍しくない。筆者も高位脱北者が来日した際、ご夫人を都内デパートに案内したら、脇目も振らずブランド品コーナーに直行したものだ。

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