地球だより

中国系アプリ禁止の波 ネパールから

13日、ネパール政府は、中国系動画投稿アプリである「TikTok(ティックトック)」を禁止する方針を発表した。同アプリの悪用により、「社会の調和」を脅かし「善意が阻害」されていることが理由とされ、報道によれば過去4年間で1600件を超えるサイバー犯罪があったという。

頻発する危険なカーチェイス 米国から

先日、車でアパートの敷地を出ると、目の前の道路には20台近くものパトカーが止まり、上空には複数のヘリコプターが飛んでいた。

暗い世でも「プンシュを飲みたい」 オーストリアから

ローマ・カトリック教国のオーストリアでは11月に入れば、カウントダウンが始まる。宇宙に向けた人工衛星打ち上げの秒読みではなく、クリスマスまであと何日かというカウントダウンだ。子供だけではない。大人もクリスマスの到来を首を長くして待っている。

デジタル化でも必要な現金 フィンランドから

デジタル化が進む中、銀行を訪れることはほとんどない。かつては現金を預金したりすることもあったが、マネーロンダリング防止などの理由で、現金を扱う窓口業務はなくなった。

先の見えない避難生活 イスラエルから

ガザのテロ組織ハマスによる襲撃から1カ月が過ぎた。イスラエルは今も戦時中で、約20万人のイスラエル人が国内避難民となっている。

進化する無人コンビニ 韓国から

韓国でもすっかり定着した感のあるコンビニ。その歴史は1980年代初めにさかのぼるが、本格的に普及し始めたのは90年代のあるテレビドラマがきっかけだったといわれる。ドラマには当時のトップスターがカップル役で出演し、コンビニでカップラーメンとのり巻きを食べるシーンが出てきた。大企業が参入と撤退を繰り返し、現在はGS25、セブンイレブン、CU(旧ファミリーマート)、eマート24の主要4社がひしめき合っている。

機転利かせた報復 フィリピンから

フィリピンでライディング・イン・タンデム(2人乗り)と言えば強盗を指す言葉だ。これはバイクに2人乗りした強盗が被害者を銃で脅し携帯電話などを奪って、素早く逃走するという手口があまりに多いため定着してしまったワードだ。ニュースでも普通に使われる言葉なので現地を訪問する方は覚えておいた方がいい。

至福のコーヒー選び ブラジルから

ブラジルは世界最大のコーヒー生産国だ。消費量も多く、米国に次ぐ世界2位の量のコーヒーが飲まれている。サンパウロの街中では、至る所にコーヒーと軽食を楽しむことができる「バール(軽食店)」があり、米国発のスターバックスも人気だ。

パレスチナ緊迫で不穏な空気 フランスから

フランスでは、イスラエル情勢が悪化するたびに同国在住のアラブ系住民とユダヤ系住民が衝突する事件が発生する。理由は両者とも欧州最大規模のコミュニティーを抱え、歴史も長い。フランスに住んでいるとアラブ系、ユダヤ系住民は身近な存在だ。

踊りが深める共同体の絆 インドから

インド映画の鑑賞法は、椅子に座ったまま静かに見るというものではない。みんながみんなというわけでもないが、映画が興に入りテンポの速い音楽と踊りが始まると、若者たちを中心に通路に出て踊りだすのだ

最前線を支える妻たち イスラエルから

現在イスラエルは戦時下にある。ガザのテロ組織による奇襲攻撃に、36万の予備役兵が招集された。しかし、あまりに突然のことで必要な軍備も物資も足りていなかったようだ。

外国人の韓国語ネイティブ 韓国から

先日、ソウル市内のホテルでエレベーターに乗ろうとした時のこと。「明日の朝食は2階のビュッフェで7時から可能です。私が予約しておきました」と話す声が聞こえた。エレベーターに乗り込んで振り返ると、背の高い白人男性が韓国人の老夫婦と一緒に乗ってきた。どうやら声の持ち主は白人男性で、部屋まで案内するところだったようだ。一緒に乗った韓国人女性は、白人男性が韓国語を流暢(りゅうちょう)に話す姿を不思議そうに眺めていた。

過酷なご当地マラソン ネパールから

ネパールの首都カトマンズにおいて、第15回となるカトマンズマラソンがこのほど実施された。ネパールで最大規模を誇るマラソン大会で、42・195㌔㍍のフルマラソンに加えて、21・097㌔㍍のハーフマラソン、学校、マスターズ、オープン参加対象の5㌔㍍走、車いす参加対象の3㌔㍍走、同じく家庭参加対象の3㌔㍍走があり、それぞれのカテゴリーで競技が行われた。

オンライン通販の寛大な返品対応 米国から

最近は、アマゾンなどネット通販を利用することが多くなったが、返品をすることも何度か出てきた。

深刻なストリートギャング フィンランドから

フィンランドで最近クローズアップされる話題が「ストリートギャング」だ。路上犯罪が大きな社会問題になりつつあり、ここ半年の間にヘルシンキ市内での未成年による路上強盗は110件に上る。

1カ月間の祝祭の終わり イスラエルから

イスラエルでは、9月29日日没から10月6日の日没までの1週間、仮庵(かりいお)の祭り(スコット)を祝った。

爆弾ジョークで空港閉鎖 フィリピンから

マヨン火山で有名なフィリピンのアルバイ州にあるビコール国際空港で、爆弾騒ぎがあり空港が一時閉鎖される事態となった。

変革の街でも不変のもの ベトナムから

ポストチャイナの最大の受け皿になっているベトナムの急速な成長ぶりが顕著だ。首都ハノイや商都ホーチミン、中部都市ダナンなど、都市部はその恩恵を受けダイナミックな社会変革が見られる。

所変われば歯科治療も変わる ブラジルから

日本で虫歯を治療した際に入れてもらった歯の詰め物が取れてしまった。保険治療を利用した俗に言う「銀歯(パラジウム合金)」の詰め物で、かなり昔に治療したものだった。

学校いじめに司法介入 フランスから

パリ郊外のアルフォービルの中学校の教室に、突然警官が現れ、いじめ加害者容疑の14歳の中学生が逮捕されるという前代未聞の出来事が起きた。逮捕された生徒は他校生のトランスジェンダーの女子生徒をネットで脅迫していたという。

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