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地球だより
にぎわい戻った国立美術館 スペインから
編集部
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2024年2月23日
世界的なコロナ禍による移動制限も解かれ、世界有数の観光国家スペインには観光客が戻っている。2023年は1~10月期で7471万人となった。これは、8350万人を数えた19年に匹敵するか、あるいはそれを超える可能性もあるにぎわいだ。
ストリートアートに酔いしれる ブラジルから
編集部
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2024年2月21日
筆者の趣味の一つは、サンパウロの街中を彩るストリートアートやしゃれた街を見て回り、「ストリートスナップ(路上で撮影するスナップ写真)」を撮ることだ。
奢られたときの心得 韓国から
編集部
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2024年2月20日
韓国人と食事をする際、常々意識することがある。「今日は自分が奢(おご)るのか、相手が奢ってくれるのか」ということだ。日本のように割り勘の文化はあまりないので、誰かが全て支払うことが多い。相手が上司や年上なら相手が、また男女の場合は男性が払うことが一般的だ。ただ、相手との関係が曖昧だと、レジの前で「オレが払う!」と互いに譲らないこともしばしば起きる。
100年続く高校生の行事 フィンランドから
編集部
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2024年2月16日
スローガンやイラストが描かれた横断幕を掲げた何十台のダンプカーが、仮装した高校生たちを荷台に乗せて市内をゆっくりと走り回る。高校生たちは道路脇に集まった人々にキャンディーを投げたり、手を振ったり、スローガンを叫んだりしながらパレードを盛り上げる。小さな子供たちは、投げられたキャンディーを、先を争って集めている。
ガザ攻撃、大学にも余波 イスラエルから
編集部
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2024年2月14日
エルサレムのヘブライ大学を訪れた。コロナ以前は、よくアジア系学科のイベントを見学したり、日本語学科の学生と会話をしたりした。
地震体験の少ない国民 オーストリアから
編集部
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2024年2月13日
今年に入り、オーストリアで驚くべき数の地震が記録されている。オーストリア地震サービスによると、今年1月に全国で54件の地震が起きた。同国では昨年83回の地震が報告されたが、これは1年間の発生件数だ。今年1月だけで、前年の半数を超える地震が記録されたわけだ。
わが物顔の電動三輪車 フィリピンから
編集部
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2024年2月9日
かつてフィリピンで迷惑車両と言えば「キング・オブ・ロード」と呼ばれ黒煙をまき散らして走るジプニーだったが、今道路で一番迷惑な車両としてやり玉に挙がっているのが電動三輪車だ。
話題の日韓「年の差婚」韓国から
編集部
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2024年2月6日
こちらのベテラン男優が日本人の一般女性と結婚した話が最近テレビで放映され、話題を呼んでいる。男優は40代半ば、女性は20代後半のいわゆる「年の差婚」で、男優が番組収録で日本の大手玩具メーカーを訪問した際、案内係として出てきた彼女に一目惚(ぼ)れしたのが最初の出会いだったそうだ。その後、男優は足しげく、時には1週間に1度のペースで日本を訪れては女性に会いに行き、その熱意に押される形でゴールインしたという。
線路すれすれの喧騒 ベトナムから
編集部
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2024年2月2日
「ガ・ハノイ」と書かれたハノイ駅前は、東京駅や梅田駅などを連想すると肩透かしを食うほど閑散としている。
出生率低下は懸念すべきことか フランスから
編集部
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2024年1月30日
英国やドイツより人口の増減に敏感といわれるフランスは2010年、女性が一生に生む子供の数である合計特殊出生率が2人を超え、世界の注目を浴びた。だが、仏国立統計経済研究所(INSEE)が16日に公表した23年の出生率はわずか1・68だった。
日本の先を行くキャッシュレス社会 ブラジルから
編集部
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2024年1月24日
「そういえば、しばらく現金を使ったことがない」。最近のブラジル生活では本当に現金を使わなくなった。1週間を通して現金を触っていないこともあるほどだ。
定着した「金のさじ」論 韓国から
編集部
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2024年1月23日
ここ10年ほどの間に韓国ですっかり定着した感のある言葉に「金のさじ、土のさじ」がある。親の財力や地位を利用して手厚い課外教育を受けたり、いい会社に入って高給取りになれる子供たちを「金のさじ」を持って生まれてきたと称し、逆に貧しい家庭に生まれた結果、進学や就職、結婚に至るまで困難が付きまとう子供たちを「土のさじ」と称する。親が裕福か否かで子供の社会的地位がある程度決まってしまうという一種の階級論だ。
空の安全への里程標 ネパールより
編集部
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2024年1月19日
日本で痛ましい航空機事故があったが、ネパールでも昨年1月15日にイエティ航空機が墜落して搭乗者72名全員が死亡し、過去11年間に11件の死亡を伴う墜落事故という記録を更新してしまった。
ハマス襲撃100日に思う イスラエルから
編集部
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2024年1月17日
イスラエル南部で起きたテロ組織ハマスによる襲撃から100日目となった14日、いまだ解放されず安否不明な人質の家族や既に解放された市民を中心に、残る人質の解放のためのデモ集会がイスラエル各地で行われた。
されどキュウリ ドイツ
編集部
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2024年1月16日
サラダボウルにはミニトマトと共にキュウリの薄切りが欠かせない。特に、夏の旬の季節に食卓を飾るキュウリは爽やかさをもたらす。
年明けの大寒波 フィンランドから
編集部
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2024年1月12日
大晦日(おおみそか)とは打って変わって気温が大幅に下がり、南部の首都圏では氷点下16度、週末は氷点下21度にも下がった。北部のラップランドの町、エノンテキエでは氷点下44・3度という、今世紀の国内での最低気温を記録した。
会計前の商品を食べることへの賛否 米国から
編集部
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2024年1月10日
米国のスーパーで購入する前の商品を食べるのは、珍しい光景ではない。袋からブドウを1、2粒取り出して、味を確認してからカートに入れる人や、レジで並んでいる時に容器を開けて寿司を食べる人をこれまで見てきた。
「幸せ」届ける宅配サービス
編集部
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2024年1月9日
「お客様、幸せをお届けする〇〇通運の宅配です」 昨年の大みそかの夜、韓国の友人からこんなメッセージが筆者の携帯電話に届いた。そこには商品名に「歳を一つ取ること」、配送日に「2024年1月1日午前零時」と記され、その下に説明書きがあった。
合理的な運転免許更新 スペインから
編集部
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2024年1月5日
最近、スペインの自動車運転免許証の更新手続きを行った。後日、所轄の警察署から、署長の「当局も交通事故の撲滅には日夜努力はしているが、運転手諸氏におかれても万全の安全運転を心掛けていただきたい」という趣旨のレターと共に、新しい免許証が郵送されてきた。
学校で日本文化体験教室 イスラエルから
編集部
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2024年1月3日
イスラエルの新年はユダヤ暦で9月ごろに迎えるので、大晦日((おおみそか)や元日は平日通りだ。
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