地球だより

スキンヘッドの“市民権” 韓国から

もう10年以上前だが、先輩格の韓国人記者と外で一緒に昼飯を取った帰り道、後ろから突然「このハゲオヤジが」と言われたことがある。驚いて振り向くと、韓国人記者の同僚が笑いながら近づいてきた。

不安定な連立続く政治風土 ネパールから

ネパールでは11月20日に総選挙が行われ、下院議員275人が選出された。165人は直接選挙で選ばれ、残りの110人は比例代表により選出される。

独立記念日の注目はドレス フィンランドから

12月6日は独立記念日だ。最も注目するイベントは何といっても大統領官邸で開催されるレセプション。夕方から始まりテレビで中継される。例年は、外交使節、国会議員、退役軍人、司教、その年に話題となった人など1800人ほどが招待される。しかし、コロナ禍ということもあり今年は1300名に抑えられ、招待客は事前に検査を受ける。

エルサレムのサンタ イスラエルから

12月になると、イスラエルのアラブ人が住む町や村は、クリスマスデコレーションで赤と緑に輝く。

アイスになったコーン マレーシアから

海外では、たまたま口にしたものが素晴らしく美味(おい)しいと、感動が増幅される。マレーシアのクアラルンプールではバンコク同様、バイクに載せて売り歩いていたアイスクリーム屋から1本買ったアイスクリームが忘れられない。

6度目Vへお祭り騒ぎ ブラジルから

現在、サッカー王国ブラジルは、ワールドカップ(W杯)で、史上最多の6度目の優勝を果たすべく、国を挙げてお祭り騒ぎの最中だ。

室内でTシャツの時代が終焉? フランスから

ウクライナ紛争の長期化でエネルギー価格の高騰は世界的に避けられない状況だ。今秋はフランスでも穏やかな気候で寒さも厳しくなかったが、徐々に冬の寒さが迫っており、暖房費の高騰の痛みは現実味を増している。

コロナ以前の生活に  イスラエルから

イスラエルでは、コロナによる規制が撤廃され、それまで入国時に必要だったワクチン接種証明やPCR検査などもなく、コロナ以前の生活に戻った。公共バスや鉄道などを利用する時にマスクを着ける人を見掛けるが、通りでマスクを着けている人はほとんどいない。

離婚女性がカッコいい? 韓国から

昔から根強かったはずの儒教精神が人々の発想から急速に薄れつつある今の韓国。近年、急増している離婚に対する考え方にも、それはよく表れている。

地下鉄で横行する無賃乗車 米国から

米首都ワシントン市の地下鉄ワシントンメトロで、無賃乗車をする人を見掛けるようになった。最近では、若者4、5人が改札を障害物のように次から次へと飛び越えていく姿を見た。別の改札では、何食わぬ顔で強引にゲートを通過する人もいた。

エネルギー危機下のクリスマス オーストリアから

11月に入れば、キリスト教社会の欧州はクリスマス一色となる。2020年は新型コロナウイルスの感染者の急増を受け、各地のクリスマス市場は閉鎖された。昨年は一昨年以上に感染者が増加したが、ワクチンの接種が可能となったことを受け、厳しいコロナ規制下の下で実施された。そして今年こそ本来のクリスマス市場を堪能したいと願っている国民は多い。

キャンドル灯る「諸聖人の日」フィンランドから

今月5日は、伝統的なキリスト教の祝日である「諸聖人の日」だった。毎年10月30日以降の最初の土曜日に、フィンランドでは諸聖人の日として祝われる。キリスト教の聖人や殉教者を称(たた)えるとともに、身内や親しかった故人を偲(しの)び追悼するのだ。

和食党でにぎわう店 韓国から

韓国には昔から「日式」と書かれた和食の店が数多くあった。だが、在韓日本人たちの多くにとって、恐らくそういう店に入るのはあまり気が進まなかったと思う。おいしいと思えることが少なかったからだ。ところが近年、韓国人の舌も随分肥えてきたようで、本場顔負けの和食店があちこちにでき、在韓日本人にも好評だ。ただ、和食党向けでありながら、そこは韓国人相手だ。随所に韓国式スタイルを導入する工夫は忘れていない。

到来したサフラン摘みの季節 インドから

インド北部のカシミールでサフランの収穫が始まっている。パンポーレのサフラン畑では、先月下旬から始まった年に1度のサフラン摘みが行われている。雪に閉ざされ、寒風吹きすさぶ極寒の季節に入る前までの1カ月間しか、花の摘み取りはできない。摘むのは花だが、使うのは紫色のめしべの先端部だけだ。それを日干しにして乾燥させる。

日本人もうらやむ高い預金金利 ブラジルから

ブラジルで驚くことの一つが、銀行の預金金利の高さだ。物価上昇率が前年比で5%近くに達し、政策金利も現在13・75%と世界でも有数の高さなので、預金金利も予想できることではある。それでも、おまけ程度にしか利子がつかない日本の銀行に慣れてしまうと、驚きであることには違いない。

リモートワークで地下鉄混雑?

フランスでは、コロナ禍で急増したリモートワークが減り、職場復帰が急増すると思いきや、フランス人が好む「好きな場所で好きな時間に仕事する」働き方がすっかり定着し、田舎の自宅と都会の職場のデュアルワークが主流になりつつある。

2年ぶりの〝お盆〟到来 フィリピンから

11月1日はフィリピンのお盆に当たる万聖節。多くの人々が地元に帰省する祝日となっているが、コロナ禍の最中は感染対策で墓地が閉鎖されていたため、まさに2年ぶりの墓参りとなる。

搾りたてのオリーブ油は格別 イスラエルから

イスラエルでは23日、最初の雨が降った。夏も終わりを告げ、雨期の冬へと向かう。この時期、アラブ地域に行くと、庭先や畑でオリーブを収穫している風景に出会う。街路樹のオリーブの木からも収穫している。

大統領経験者の国葬 韓国から

先月の安倍晋三元首相の国葬は韓国でも話題だった。日本を「右傾化」させ「再び戦争できる国」にしようとした「アベ」氏は不評だったが、非業の死は衝撃的だったようだ。

テッティスカロッドの神 ネパールから

今月の5日は「ビジャヤ・ダサミー」と言われる日で、年長者から「ティカ」と「ジャマラ」を授かる。筆者も友人の両親から「ティカ」と「ジャマラ」を授かった。

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