特集・米中間選挙

上院でぎりぎりの攻防

米中間選挙、あす投票

 【ワシントン5日時事】ブッシュ政権の六年間に審判を下す米中間選挙は七日、投開票が行われる。イラクでの戦争長期化への国民の批判の高まりを受け、野党・民主党が着実に支持を伸ばし、下院で過半数を制する公算が大きくなっている。上院では、与党・共和党が議席を減らすのは必至だが、両党のどちらが過半数を握るかぎりぎりの攻防が続いている。

 上院では今回、定数百のうち三十三議席が改選される。各種の世論調査を総合すると、民主党はオハイオ、ペンシルベニア、ロードアイランドの各州で共和党の現職から議席を奪う可能性が強まっている。逆に共和党も現在は民主党議席のニュージャージー、メリーランド両州で巻き返しを図っている。

 共和党のフリスト上院院内総務の引退に伴い新人同士の対決となったテネシー州のほか、共和党現職のいるミズーリ、モンタナ、バージニアの各州では接戦が続いている。民主党が現有議席を守った上で、これら四州で三勝以上すれば、系列無所属と合わせて過半数の五十一に届く。

 全四百三十五議席が改選される下院では、民主党が優勢だ。同党の新人候補は無党派層の多いペンシルベニア、オハイオ、ニューヨーク各州内の複数の選挙区で共和党現職を引き離している。共和党は現有の二百三十議席から十三議席を失うと過半数の二百十八を下回るが、複数の調査機関は最大で三十五議席を失う可能性があるとみている。

 三十六州で実施される知事選でも民主党に勢いがあり、共和党現職が引退するニューヨーク、マサチューセッツ両州でリード。メリーランド、ミネソタ両州などでも共和党現職と競り合っている。再選を目指すカリフォルニア州のシュワルツェネッガー氏(共和)は安全圏内に入ったもようだ。



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