■米ハリケーン被害
大型ハリケーン「ウィルマ」 カリブ海を北上米当局は警戒を強化【ニューヨーク20日時事】観測史上最強の勢力を記録した大型ハリケーン「ウィルマ」は二十日、引き続きカリブ海を西北西に進んでいる。ウィルマの勢力区分は最大の「カテゴリー5」から「カテゴリー4」に落ちたが、同日中に再び勢力を強め、二十二日には米フロリダ州南西部に上陸する可能性がある。米国立ハリケーンセンターなどによると、ウィルマは米東部時間十九日深夜(日本時間二十日昼)現在、ユカタン半島の東方沖に位置し、さらに同半島に接近した後、進路を東寄りに変える見通しだ。同半島沿岸部は高波に見舞われる恐れがある一方、今夏に相次いでハリケーンの直撃を受けたメキシコ湾岸の米南部石油地帯はウィルマの予想進路から外れている。 マクレラン米大統領報道官はウィルマについて「極めて危険」と指摘。連邦緊急事態管理庁(FEMA)が緊急対応チームの派遣準備に入るなど、当局は警戒を強めている。 一方、ハイチで十三人が死亡したと伝えられたのをはじめ、カリブ海諸国では既にウィルマの被害が出ている。メキシコやキューバの沿岸部などでは、観光客や住民ら計数万人が避難を強いられた。
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