米ハリケーン被害

きょう午後上陸へ−ハリケーン「リタ」 米南部

250万人が避難

 【ニューヨーク23日時事】勢力をやや弱めながらも依然として強力なハリケーン「リタ」は二十三日、予想よりも進路を北寄りに変えながら米南部に接近を続け、現地時間同日夜(日本時間二十四日昼ごろ)から二十四日朝(同日夜)までにテキサス、ルイジアナ両州の州境付近に上陸する見通し。直撃が予想される地域から避難する住民の数は約二百五十万人に達しテキサス州ヒューストン一帯では避難する車の渋滞が一時、二百`近くに及んだ。

 リタはメキシコ湾上を北西に向かって進んでおり、最大風速は引き続き秒速六○b以上を維持している。二十二日には勢力区分が最も強いカテゴリー5から、二番目の同4になったものの、米メディアによると、メキシコ湾の暖かい海水の影響で再び同5に発達する可能性もある。

 先のハリケーン「カトリーナ」で甚大な被害の出たルイジアナ州ニューオーリンズではこの日、カトリーナ通過以来初めてとなる雨が降り始め、修復中の堤防では水漏れが起きている。向こう数日間で最大一三○_程度の雨量が予想されており、堤防が再び決壊する恐れも出ている。一方、ヒューストンでは郊外に向かう幹線道路で大渋滞が発生。燃料切れの車が立ち往生するトラブルが続出したほか、市内に引き返す車も相次いだ。給油所では客同士の争いでけが人も出ており、州兵が沿線でガソリンの提供に当たるなどして事態の沈静化に努めている。

時事



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