特集
企画シリーズ
特集
特別企画
資料室
BACKを見る
ここでの記事は、基本的に有料コンテンツとなります。
有料コンテンツをご利用になるには「ワールドネット会員」への登録が必要です。入会手続きはこちら
picture

核・生物・化学テロの脅威

元陸上自衛隊化学学校長 井上忠雄氏に聞く

 日本でもテロの脅威が高まっているが、中でも甚大な被害をもたらすNBC(核・生物・化学)兵器を用いたテロには厳重な警戒が必要だ。そこで、元陸上自衛隊化学学校長の井上忠雄氏に、NBC兵器の特徴やそれに対する日本の危機管理の在り方などについて聞いた。
(聞き手=政治部・早川俊行)
    (上)核兵器が「大衆兵器」に ダーティ・ボムも警戒必要 2004.7.19 無料公開中
    (中)遺伝子操作で新ウイルスも 高い北朝鮮の核開発能力 2004.7.20
    (下)「市民防衛」の確立が急務 テロ情報公開し対策教えよ 2004.7.21

 ――日本でテロに狙われやすい場所は。
 まず挙げられるのは、大使館や基地など米国関連施設だ。日本では政経の中枢である首相官邸や国会周辺、省庁が一番狙われやすい。その次に、原子力発電所、重化学工業などの重要インフラや、ガス、電気、水道、食糧・石油備蓄基地等の生活インフラだ。また、交通機関も標的になりやすい。最近、新幹線が危ないといわれているが、多くの人が注目しているうちはテロリストも狙わないだろう。彼らの目的はできるだけ多くの人間を殺すことであり、地下鉄やJR山手線も警戒が必要だ。
(21日付け本文より)


 いのうえ・ただお 昭和10年、高知県生まれ。防衛大卒。同34年、陸上自衛隊入隊。同41年、大阪大大学院博士課程修了。工学博士。シカゴ大客員教授、ジュネーブ軍縮会議日本代表団員、防衛研究所教授、陸自化学学校長(陸将補)などを歴任。平成3年、退官。現在、防衛化学会会長。著書に『「テロ」は日本でも確実に起きる』。



この記事を友達に教える

特集HOME

(C)Sekai Nippo Co.Ltd(1975-) Tokyo,Japan.
voice@worldtimes.co.jp