
グラウンド・ゼロで最後の別れ−NY「愛国の日」、全米で追悼式典きょう(11日)同時テロ1年【ニューヨーク10日時事】世界貿易センタービルの崩壊で二千八百一人の犠牲者を出したニューヨークは十一日、同時テロから丸一年を迎える。市主催の公式追悼式典のほか、市内各地でさまざまなイベントが開かれ、一日中追悼ムードに包まれる。 政府はこの日を「愛国者の日」に指定、全米で追悼式典が行われる。ブッシュ大統領はワシントンの国防総省、ペンシルベニア州ピッツバーグ、ニューヨークのテロ現場での式典に参列したあと、テロとの戦いを訴えるテレビ演説を行う。 ニューヨークでは未明から、市内全五地区から警察や消防のバグパイプとドラムの音楽隊がマンハッタンの貿易センター跡地に向けて行進。一機目の乗っ取り機がツインタワーに激突した午前八時四十六分の黙とうを合図に追悼式典が始まる。 式典では、ジュリアーニ前市長や遺族代表らが犠牲者一人ひとりの名前を読み上げる。また、遺族がグラウンド・ゼロ(ビル崩壊現場)の最深部で献花を行い、最愛の家族と最後の別れを行う。 夕方には、犠牲者を出した世界各国の指導者やアナン国連事務総長を招いた式典を開催。跡地に近いバッテリーパークに、追悼の「永遠の炎」が点火され、各国指導者がテロ撲滅の誓いを新たにする。日本からは小泉純一郎首相が出席する。 当局は、テロ一年が近づくのに合わせ、警戒態勢を強化。戦闘機による上空パトロールを再開したほか、当日は貿易センター跡地の半径約五十キロ以内の上空を飛行禁止にするなど、テロ再発防止に努めている。
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