MVPに浦和・闘莉王 新人王には清水・藤本

Jリーグアウォーズ

picture 最優秀選手に選ばれた浦和の田中マルクス闘莉王(右)。左はベストイレブンの鈴木啓太=18日夜、横浜アリーナ
 2006年のJリーグで活躍した選手を表彰するJリーグアウォーズが18日、横浜アリーナで行われ、最優秀選手賞(MVP)には、浦和の初優勝に貢献したDF田中マルクス闘莉王(25 )が初めて選出された。浦和からのMVPは2003年のエメルソンに次いで2人目。

 ベストイレブンには、最多4度目のMF遠藤保仁のほか、加地亮、山口智の両DFらG大阪勢から最多の4人が選ばれた。浦和からは闘莉王のほか、MF鈴木啓太、FWワシントンの3人で、2位の川崎から中村憲剛、谷口博之の両MFが選出された。GK川口能活(磐田)ら8人が初受賞だった。

 新人王は8得点を挙げたMF藤本淳吾(清水)が獲得。最優秀監督には、浦和をリーグ初制覇に導き、今季限りで退任するギド・ブッルバルト監督が選ばれた。

熱い闘志でチーム鼓舞、攻守に貢献した闘莉王

 激しい優勝争いを繰り広げた終盤戦。浦和のゴール前で何度もピンチを救い、リーグ最少の28 失点の堅守を支えた。さらに果敢な攻め上がりから、チームで2番目の7得点。ブラジル生まれの闘莉王が、初の頂点に輝いた浦和の大きな原動力となった。

 最大の強みは、その名の通り、闘志あふれるプレーだ。185センチ、82キロの恵まれた体格を生かして、相手FWを抑えるだけでなく、敵のゴール前でも強さを発揮。少々の負傷でも、戦う姿勢を失わない意欲は、他の追随を許さない迫力がある。

 千葉・渋谷幕張高から広島、水戸を経て、浦和に移籍して3年目。日本国籍を得てアテネ五輪に出場し、今年はフル代表にデビュー。今や欠かせない存在となった。

 「最高の仲間たちと楽しくサッカーができた。日本に来て9年たつが、これからも熱く楽しくプレーしたい」。大きな感動をかみしめながら、さらに期待に応える意気込みにあふれていた。

時事


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