五輪代表の日韓親善試合、スコアレスドロー
日本は、五輪登録メンバー発表後の初試合。スピードも技もある韓国に攻め込まれる場面が目立ったが、よく防いだ。前半18分、FW大久保のクロスをFW田中達が頭で合わすが、惜しくもゴール左に外れる。
後半に入ってチャンスをつくったが、韓国の固いディフェンスを崩すには至らなかった。
アテネ五輪でメダルを目指す両チームは昨年から4試合行われ、これで1勝1敗2引き分けとなった。
厚い守備を破るアイデアを、韓国は9試合連続無失点試合日本五輪代表は、FW平山(筑波大)をトップに置いて1・5列目にFW田中達(浦和)とFW大久保(C大阪)を並べる布陣で試合に挑んだ。対する韓国は、オーバーエイジ(24歳以上)に選ばれたDF柳想鐵(横浜M)が初先発。「合流して2日しかたっていない中で、頑張った」(韓国代表・金鎬坤監督)というように、日本の攻撃をことごとく跳ね返した。
最近の韓国は8試合連続無失点中と守備が安定している。さらにA代表経験者で精神的支柱の柳想鐵の加入でより守備が強固なものとなった。
その強力な相手守備陣に対し、日本は全体的に攻撃のアイデアが少なく、単調さが目立った。
五輪本番でも、対戦相手によっては今日のようにパスで試合を動かすトップ下を置かない布陣になることが予想される。その中で、選手それぞれに左右のロングパスで相手を揺さぶったり、ミドルシュートを積極的に打ったりするなど、攻撃の幅を持たせたい。また、1・5列目に2人がいるという特長を生かし、常にDF陣の裏を狙うパスを出せるように心がけることも必要だ。
五輪本番前に厚い守備を持つチームと対戦できたことはむしろ幸運だった。「(この結果を踏まえて)これから修正していく」と山本監督がいうようにコンビネーションを高めていけば結果も期待できる。 (岩城)
<日本五輪代表・山本監督>
<韓国五輪代表・金鎬坤監督>
(森啓造撮影)
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