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平成20年4月7日
沖縄戦「集団自決」訴訟・地裁判決を受けて

座談会で論じ合う、左から藤岡信勝氏、松本藤一氏、秦郁彦氏
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座談会出席者
秦 郁彦氏
藤岡 信勝氏
松本 藤一氏
「沖縄戦の教訓は、日本軍が住民を守らないことだ」と叫んできた左翼勢力の根拠となる「隊長の自決命令」に、真っ正面から異議を唱えた「集団自決」訴訟。大阪地裁(深見敏正裁判長)は三月二十八日、「軍命が真実と信じたことには相当性がある」として梅澤裕・元隊長らの請求を棄却する判決を下した。だが、この判決には多くの疑問が投げ掛けられている。現代史家・秦郁彦氏、拓殖大学教授の藤岡信勝氏、原告側弁護団長の松本藤一氏に、判決の評価を中心に歴史と教科書、メディアの報道の在り方などについて語ってもらった。
(司会=編集委員・鴨野 守)
(上)「軍命令」の争点回避した判決 「言論の戦後体制」に異議唱えた訴訟 2008.4.7
(下)閉ざされた言論空間を打破 「隠された「真実」伝える責任 2008.4.8
秦 郁彦氏(はた・いくひこ)
昭和7年、山口県生まれ。東京大学法学部卒。ハーバード大学、コロンビア大学に留学。防衛研修所教官、大蔵省財政史室長、プリンストン大学客員教授、日本大学教授などを歴任。法学博士。平成5年度の菊池寛賞を受賞。著書に『現代史の争点』『昭和史の謎を追う』(上・下)『昭和史20の争点―日本人の常識』『南京事件増補版―「虐殺」の構造』『統帥権と帝国陸海軍の時代』『旧制高校物語』など。
藤岡 信勝氏(ふじおか・のぶかつ)
昭和18年、北海道生まれ。北海道大学教育学部卒。同大大学院教育学研究科博士課程単位取得。東京大学教授などを経て、現在拓殖大学日本文化研究所教授。教育学専攻。平成7年、自由主義研究会を組織。同9年、「新しい歴史教科書をつくる会」創設に参加、現在会長を務める。著書に『教科書採択の真相』、共著に『「ザ・レイプ・オブ・南京」の研究』『教科書が教えない歴史』など。
松本 藤一氏(まつもと・とういち)
昭和21年、長崎県生まれ。京都大学法学部卒。弁護士、大阪弁護士会所属。住友商事株主代表訴訟、靖國神社訴訟補助参加。医療過誤訴訟(患者側)を手掛ける。沖縄戦集団自決訴訟の弁護団長。