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平成20年9月8日

NHKの沖縄戦集団自決特集で兄が明言 「父に手を掛けた」

金城氏の偽証濃厚に

picture 支援者が掲げる「沖縄戦の真実を判決に」の横断幕の中央に立つ沈痛な面持ちの金城重明氏(中央)=平成19年9月10日、福岡高裁那覇支部前(敷田耕造撮影)
 NHKが八月二十九日放送した沖縄戦集団自決特集番組で、渡嘉敷島に住む金城重栄氏(81)が「(弟と二人で)僕たちは両親も弟もみんな、その場で殺してしまった」と明言した。この発言により、沖縄戦集団自決訴訟で昨年九月十日、福岡高裁那覇支部での所在尋問(出張法廷)で、「父とはぐれた」「父には手を掛けていない」と語った弟の金城重明・沖縄キリスト教短期大学名誉教授の発言が偽証である可能性が濃厚となった。「自ら手に掛けることが家族への愛」という、これまでの説明も説得力を失ったと言える。
(編集委員・鴨野 守)

 この番組はNHK沖縄が制作し、「九州沖縄スペシャル“集団自決”〜沖縄 渡嘉敷島 兄弟の告白〜」と題して二十九日午後八時から四十三分間、九州・沖縄で放送された。
 番組では当時十代だった金城兄弟のインタビューを核にして、当時の軍国主義教育、「天皇陛下万歳」の声、手榴弾を叩く音が、「兄弟にとって“自決命令”だった」という結論を導いたもの。だが、駐留していた日本軍が住民に自決命令を下したかどうかは不明としている。
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