■レバノン攻撃
レバノン南部の制圧進める軍事作戦拡大は様子見ベイルート中心部を空爆イスラエル軍 【エルサレム10日時事】イスラエル軍地上部隊は十日、レバノン南部のイスラエル国境から八キロ離れた町マルジャユンに進軍するなど、六−八キロまでの地域で作戦を継続、南部制圧に向けた作戦を進めている。また、首都ベイルートでは中心部のラジオ塔を空爆したほか、空中から住民に攻撃を警告するビラをまいた。 一方、九日の治安閣議で承認された国境から約二十キロ離れたリタニ川までの作戦拡大について、オルメルト首相はこれまでのところ最終的な展開命令を出していない。 マルジャユン一帯ではヒズボラとの間で激しい交戦が続いている。ヒズボラは侵攻する同軍部隊に対して対戦車砲で応戦、複数の装甲車両が破壊されたもようだ。 イスラエル軍放送によると、治安閣議メンバーのヘルツォグ観光相はレバノン危機の打開を目指す国連安全保障理事会での議論を踏まえ、しばらくは作戦拡大を控えるべきだとの考えを示した。 イスラエル軍はレバノン各地での空爆も続け、軍スポークスマンによると、十日午前までの二十四時間でヒズボラの拠点など百五十カ所程度が標的となった。イスラエル放送によると、ベイルートへの攻撃の後、レバノン国営ラジオの放送が止まった。 ベイルートでまかれたビラは、住民にシーア派住民が多数を占める市内三地区からの退去を求めている。
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