■レバノン攻撃
イラン、北の協力で新型ミサイル開発欧州南部も射程に−元CIA専門家【ワシントン5日時事】米中央情報局(CIA)作戦本部の情報活動に二十年間従事し、イラン問題の専門家でもあるクレア・ロペス氏は五日までに時事通信のインタビューに応じ、イランが北朝鮮のミサイル技術協力を受け、欧州南部を射程に収める新型弾道ミサイル「シャハブ4」(射程約二千`)を開発しているとの見方を示した。イランは既に、北朝鮮の中距離弾道ミサイル「ノドン」を基に開発した「シャハブ3」(同約千三百`)を保有。テポドン・ミサイルの技術提供を受け、シャハブ4の開発を進めているという。 ロペス氏は、イランは北朝鮮から主にミサイル・デザインや誘導システムの技術提供を受けており、ロシア企業もイランのミサイル開発に協力していると言明した。 同氏はまた、北朝鮮のミサイル試射凍結期間中、イランは自国のミサイル試射のデータを北朝鮮に提供し、七月に北朝鮮がテポドン2号を含む一連のミサイル発射を行った際、イランの技術者が北朝鮮を訪れ、データを収集したと指摘。北朝鮮とイランは、核問題で国際社会の関心をそらす協力もしていると述べた。 一方、イランにウラン濃縮活動の放棄を求める国連安保理決議について、「イランは受け入れを拒否すると思う」と述べた。 同氏はさらに、イランはイスラム教シーア派武装組織ヒズボラにロケット弾を供給するなど、レバノン情勢悪化の原因はイランにあると批判。中東の最大の不安定要因はイランであり、イラク北部を拠点とするイラン反体制派組織、ムジャヒディン・ハルク(MKO)を支援し、民主革命を促すべきだと主張した。
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