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平成21年1月30日
カザフスタンで広がる宗教迫害
「非伝統宗教」を排除の動き
旧ソ連のカザフスタンで、国家による宗教迫害が広がりつつある。同国はこれまでも、「伝統宗教」とするイスラム教スンニ派の一部とロシア正教以外の「非伝統宗教」に対し、その活動を制限すべくさまざまな圧力を加えてきたが、今年一月九日には、布教活動を行ったロシア人宣教師に禁固二年の判決を下すに至った。「非伝統宗教」の活動を事実上禁止する「信教の自由法改正法案」は昨年末に同国議会を通過し、大統領が署名すれば発効する。カザフスタンは来年、民主主義の強化や基本的人権の保障・擁護を推進する欧州安保協力機構(OSCE)の議長国に就任する予定だが、人権団体などから批判の声が上がっている。 (繁田善成)
二宗教の事実上国教化を推進
世界第二位の埋蔵量を誇るウランや、石油、天然ガス、レアメタルなど豊富な資源で注目を浴びるカザフスタン。世界的なエネルギー・資源価格の高騰を追い風に二〇〇〇年以降、年平均10%という経済成長を続けている。日本や欧米などとも良好な関係を構築し国際的地位を向上させ、二〇一〇年には欧米や旧ソ連諸国など五十六カ国が加盟するOSCEの議長国に就任する予定である。
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