平成20年8月28日

オバマ氏の指名受諾演説要旨

 【デンバー28日時事】米民主党のオバマ上院議員が二十八日に行った大統領候補指名受諾演説の要旨は以下の通り。

 一、米国が戦争を続け、経済が混迷し、米国の約束が再び脅かされている決定的な時期を迎えている。

 一、こうした挑戦に対処できない現状は、ブッシュ政権の壊れた政治の直接的結果だ。

 一、大統領選は米国の約束を生かし続けるための好機だ。投票日の十一月四日に立ち上がり、「共和党政権は八年間でもうたくさんだ」と声を上げなければならない。

 一、米国に雇用を創出する企業や、労働者世帯の95%を対象に減税を実施する。

 一、向こう十年以内に、中東原油への依存から最終的に脱却する。

 一、米国の天然ガス田を開発し、クリーン石炭エネルギー分野に投資し、原発電力の安全な利用方法を見いだす。

 一、燃料効率の高い自動車製造のため、メーカーの新規設備投資を支援する。

 一、風力発電や太陽光発電など再生可能エネルギー源に、向こう十年間で千五百億ドルを投資する。こうした投資は、新たな産業の育成と五百万人の新規雇用につながる。

 一、民主党はF・ルーズベルト大統領、ケネディ大統領の党だ。米国の安全を守れないとは言わせない。

 一、軍最高司令官として、米国防衛にためらいを見せない。

 一、イラクでの戦争を責任ある方法で終わらせる。

 一、イランの核兵器取得を阻止し得る強い直接的な外交を新たに行う。テロ、核拡散、貧困、気候変動などの脅威に対処するため、新たな国際パートナーシップを構築する。

 一、道徳的な立場を回復し、米国が再度、自由の大義に向けた最高の希望となるようにする。


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