|
平成20年7月31日
副大統領候補を絞り込み−民主、共和両党人事予測飛び交う【ワシントン30日時事】米大統領選の候補指名が確定した民主党のオバマ、共和党のマケイン両上院議員が十一月の本選挙でそれぞれコンビを組む副大統領候補の絞り込みを進めている。両陣営とも選考過程について固く口を閉ざしているが、激戦州の知事起用説などメディアで盛んに予測が飛び交っている。「自分から副大統領ポストを求めたことはないし、出馬するつもりもない」−。バージニア州のケーン知事(50)は二十九日、オバマ陣営が真剣に起用を検討しているとの一部報道を受け、釈明に追われた。同知事を起用すれば、共和党との接戦が予想される同州を押さえる上で有利という期待がある一方、国政経験はなく、全国的知名度も低いという難点もある。 米メディアによると、オバマ陣営ではケーン氏のほか、女性のセベリウス・カンザス州知事(60)、党重鎮のバイデン上院外交委員長(65)、バイ上院議員(52)らが有力とされ、資金管理などの身辺調査が行われている。指名を争ったヒラリー・クリントン上院議員(60)や、先のイラク訪問に同行した共和党のヘーゲル上院議員(61)の目も消えていない。 マケイン陣営では、激戦州と位置付けるミネソタ州のポーレンティー知事(47)をはじめ、経済通のロムニー前マサチューセッツ州知事(61)やポートマン前通商代表(52)らが選考に残っている。マケイン氏より三十四歳も若いジンダル・ルイジアナ州知事(37)も浮上したが、固辞の姿勢を崩していない。 民主党は八月二十五日から、共和党は九月一日からそれぞれ全国党大会を予定しており、両陣営はこれに人選を間に合わせる。マケイン陣営は有権者の関心を引くため、八月八日の北京五輪開幕前の発表を検討している。
|