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平成20年7月20日
「経験不足」払拭へアフガンからオバマ氏、中東・欧州歴訪開始【ワシントン19日時事】米大統領選の民主党候補に内定しているオバマ上院議員は十九日、予告なしにアフガニスタンを訪問、中東・欧州諸国歴訪を開始した。ライバルの共和党マケイン上院議員は安保政策への強さを前面に出しており、オバマ氏は今回の外遊を通じて経験不足のイメージを払しょくし、世界の舞台に通用する指導者像をアピールする狙いがある。オバマ氏は、イラク駐留戦闘部隊の撤退を主張する半面、アフガンを対テロ戦の主戦場とみなして兵力増強を唱えており、歴訪最初の訪問国に選んだ。オバマ氏のアフガン訪問は初めて。 米メディアによれば、首都カブールに到着後、東部の空軍基地に移動した。カルザイ大統領とも会談する予定だ。オバマ氏には、副大統領候補とうわさされる共和党のヘーゲル上院議員と民主党のリード上院議員が随行している。 オバマ氏はアフガンのほか、英独仏の欧州三カ国やイスラエル、イラクなどを訪問する見込み。警備上の理由から日程は非公表で、訪問先の順序など詳細は不明だ。 二十四日とされる注目の独ベルリン訪問では、市中心部に数千人を集め演説。一九六三年のケネディ大統領(当時)や八七年のレーガン大統領(同)のベルリン演説の記憶を呼び起こし、自らを伝説的な歴代米大統領に重ね合わせる効果を計算している。また、訪問先の英独仏首脳と会談し、世界の指導者に認知された姿を演出する計画だ。 しかし、マケイン上院議員側は、イラク問題など安保政策に関するオバマ氏の言動を克明に追い、矛盾点を徹底的に突く戦術を取っており、オバマ氏には気の抜けない旅になるのは間違いない。 十六日に公表されたワシントン・ポスト紙とABCテレビの合同世論調査では、五割近くが「オバマ氏の経験不足は大統領の職務遂行上のマイナス要因」と答えた。
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